2015年3月29日日曜日

EASTWEST/QUANTUM LEAP Symphonic Orchestra Gold インストール(Mac)

 自分はEastWestのソフト音源を総合音源Goliathから始まり、Pianos Gold、Symphonic Choirsを所有している。EastWestの音源はPlayというエンジンで動く為、操作が共通で行えるために便利、というのもあるが単純に音色の好みが自分に合っている、というのもある。

 特にPianos Goldを購入した時は数あるピアノ音源の中から選ぶことには悩んだ。けど結局は音色と操作性とコストパフォーマンスで選んだ。

 先日、3ヶ月前に注文したSymphonic Orchestra Goldが届いた。が、なぜか印刷物のみ。ダウンロードリンクは記入されているし、簡単なインストールガイドとシリアルナンバーも入っていたので問題がないと言えば無いが、こちらは当然パッケージ版を購入したつもりであって、到着前に連絡が来たとしても「ご了承ください」と言われたらご了承せざるを得ない。使用に問題がないにしろ、ダウンロード版だったら3ヶ月も待たせることないんじゃないだろうか...?

 ま、気を取り直してインストールすることにする。

 何回もインストール・オーソライズの経験はあるがどうにも慣れないのか難しいのか、スンナリと一回で最後までたどり着いたことがないような気がする。メーカーHPの説明も個別の製品すべてのマニュアルはないし、製品ごとに微妙に違いがあったりするし、バージョンの違いでも、説明の画面画像も違ったりするのでちょっととまどうとインストール・オーソライズがうまくできなかったりする。

 まずはダウンロード・リンクから製品をダウンロード。今回は10個の圧縮ファイル。ダウンロードには結構時間がかかる。あぁパッケージ版が来ていればこんな手間かからないのに。その手間の分と箱・ディスクの料金はどこに行ってしまったんでしょうかね?

 ダウンロードして圧縮ファイルが10個、ようやく私のMacの中に保存されました。

 そしてすべての圧縮ファイルを展開します。ここで圧縮ファイル1だけ展開してインストール作業を開始してしまうと失敗します。経験者は語る、です(笑)。かならず10個すべてのファイルを展開しておきます。

 デスクトップに10個の展開したファイルを並べました。

 そしたら、一個目のファイルを開き、中にあるインストーラーを起動。
今回の場合は SOGold_DL1/Installers/SOGold_Installer_Mac.mpkg です。
 起動すると、
「続ける」
「続ける」
「続ける」
 使用許諾です。了承なら「Agree」
 パッケージの中からインストールするものを選びます。私はPlayは最新バージョンが入っていますので「Check PLAY Software」は外します。
 インストール先を選びます。この時のインストール先とはPLAYソフトウェアの行く先のようでOSが入っているディスクしか選べません。私のようにPLAYのインストールを省いても同様なのでOSの入ったディスクを選択。
「インストール」

 そうするとMac側のOSから、インストール認証として管理者名とパスワードを求められますので入力します。

 すると、
 今度はライブラリをインストールするフォルダを選択するように言われます。
 ここで大容量のライブラリを保存するHDD/SSDとその中の場所を指定します。音源名でフォルダを新規作成。そして「選択」。

 次にDL1からDL10までの全てが解凍されていれば、すべてにチェックが付いたリスト(ここで全部のファイルが解凍されていないとチェックができないようになってしまい、インストールしても全てのデータが入りませんので注意)が出てきますので進みます。

これでインストールは終わりました。

ちゃんとデータが入ったか、インストールしたフォルダを確認します。34.71GBとなっております。




 それでは次にオーソライズ。

HighResolutionのHPからサポート/EASTWEST/PLAY製品オーソライズ方法
このページ通りに進みます。


 そしてその過程でよくつまづくポイントが二つあって、まず一つ目。
 EASTWESTのAuthorization Wizardでの認証ですが、

 このように出てくればOK。
何回かうまくいかず、オーソライズ・コードやパスワードなど入れ直したりしたらうまく行きました。
「Quit」してilok License Managerへ。


 そして二つ目。
 これがあまり検索してもあまり解決法が出てこない問題、iLokマネージャーにライセンスが追加されない!ってとこです。私も何回もつまづき、無駄な時間をついやしました。

  この段階ではまだEWQLSOの新しいライセンスが一覧に出てきていません。

 なので、iLokのアイコンをクリックして選択状態にして、上のViewメニューからSynchronizeすると
一覧にEWQLSOが出てきました。
これでiLokにライセンスが追加されたことになります。そう、それだけのことなんですけどなかなか気が付かないんです。

 つまりEASTWESTのHPで自分のアカウントが登録されていて、そこにiLokのアカウントも入力してあって、EW Authorization Wizardにオーソライズ・コードを打ち込んで認証されればiLokへとライセンスが送られる。けどもiLokマネージャー側で最新の状態にわざわざ更新作業をしてやらなければライセンスが表示されない、と言う事のようです。





 ちなみに今回のEWQLSOのGOLD、オーソライズ・コードがGOLDとSILVERの二つが送られた書類に記されており、最初はGOLDのオーソライズ・コードを入力してiLokマネージャーを見たらなぜか上の画像のようにSILVERがオーソライズされました。???

 なのでEASTWESTのAuthorization Wizardで再度、今度はSILVER用のオーソライズ・コードを入力して、またiLokマネージャーに戻りSynchronize。
今度はGOLDが出現しました。あきれます(笑)。

 GOLDは二つのオーソライズ・コードがないとダメなんでしょうか?そのあたりはよく分かりませんがとりあえずこのままでやっていこうかなと放置します。もしかしてSilverのライブラリも入れても動くのか?Silverしか入っていない音とかもあるんでしょうか?だれか教えてください。





 とりあえずPLAYをスタンドアロンで起動。



 左下窓のFavoritesにQLSO Goldがちゃんと見えます。



ちゃんと音が出ました。

チャンチャン!


2015年3月20日金曜日

SCHECTER DIAMOND C-1 CLASSIC

 中古でオークションで手に入れたDIAMOND C-1 CLASSIC。


 ノン・トレモロでH-H、レスポールに近いけどレスポールではないものが欲しくて色々検討してた中で、やはりダブルカッタウェイな形がいいなと。んで他のギターと持ち変えることを考えてのレギュラースケール、24フレットとなるとなかなか該当するモデルも少ない。

 そんな中でもスルーネックでフレットボードのインレイも美しいシブいのが安く手に入った。スルーネツクのギターって結構高いし、ネックの状態とかちょっと不安だったけど相場よりかなり安いし、一度スルーネックって所有してみたかったんだよね。

 んで、家に物が届いてみたらもう打痕は何カ所もあるし細かいキズもあるし金属パーツはくすんでるし指板はカラカラに乾いてるしホコリもそのまま残ってるし(笑)、正直な所、今回は失敗したかなぁ?って思った。


 とりあえず、ボディを丁寧に拭いて、簡単に木まで見えている傷に着色して全体をコンパウンドとワックスで磨いて、フレットはスチールウールで磨いて指板はレモンオイルをたっぷり。金属パーツはゴールドなんで磨くと金色が落ちちゃうけどそこはあまり気にしないで磨いた。
 新品同様とは言わないが、パッと見はまぁまぁ整った(笑)。

 そのまま生音で弾いてみたり、アンプで弾いてみたり、PCでシミュレーターで鳴らしてみたりしたけどどうも安っぽいギターの音がしてた。

 そこで、弦を外しオクターブチューニングとブリッジの弦高調整がてら、すべてのナットとビスを締め直した。ペグの固定ナットなんかユルユルの状態でしたよ(笑)。

 んで再度、試しに鳴らしてみたら...いいなぁ、コレ!

 スルーネック、弦裏通しだからか、よく鳴る。と、言うか鳴るかどうかは別にしても好みの音が鳴る(歪みはちょっとノリにくいかな)。
 そして弾きやすい。24fまで指を伸ばしてもネックジョイントが無いからストレスなく弾ける。

 これは...いいギターを手に入れた。あまり期待していなかった分、嬉しい(笑)。
へたすればSD-II-24よりも使い所があるかも...弾いていて気持ちのいいギターだ。ラッキーだ、俺は。



 これでとりあえず「必要な」ギターは揃った感じがしている。のでしばらくギターを買うこともないだろう...多分...



2015年3月9日月曜日

2本のNewGUITAR

 思うところあり、昨年末に一本、そして最近もう一本、所有ギターを増やすことになった。NewGUITARと言ってももちろんオークションでの中古な訳だが!!(笑)

 
 まずは11月に手に入れたコイツ。人生初のSCHECTER。SD-II-24-BW。

 俺の世代でSCHECTERと言えば超高価なイメージがあるのだが、最近は安いモデルもいっぱい出している。日本製造のSCHECTERのモデルでは一番安いモデルなんじゃないかなぁと。
 なぜこのギターを手に入れたのか。

 実はもう何年も前から(その当時はボディー材がアッシュだったが現行モデルはバスウッドに変更された。アッシュ・ボディのモデルはもうワンランク高価なSD-II-24-ASとして存在しているらしいけども)欲しかったモデルだったから。
 実は以前にシャーベルのネックとボディのみのジャンクから自分好みのパーツをかき集めて作ったギターは、このSCHECTERのモデルが欲しくても金が無くて買えなかったから、SCHECTERをイメージして「こんな感じだろうか?」と想像しながら作ったのだ。
 そしてこのシャーベル改のギターは、自分が思っていた以上に良くできてしまった(笑)。様々なライブイベント、時にはレコーディングまで、まったく支障無く使用できるギターだったし、音もすごく気に入っている。

 なので、いつかそのイメージの元になったSCHECTERを手に入れたいとずっと思っていた。、かくして中古の値段もこなれはじめてようやく手に入れられるお買い得商品を見つけてなんとかゲットしたのだが、本当は自分のイメージカラーの赤が欲しかったけど買える値段まで下がったのがハニー色だったので、ま・いっかと。
 どうだいこの笑顔、嬉しそうでしょ?(笑)

 だからこのギターに関しては必要に迫られてというのとは別な理由で手に入れたのでした。まぁシャーベル改のスペアとして持っていてもいいし、もちろんこれからシャーベル改に変わってメインで使えるのならそれでも良しと。

 実際に鳴らしてみたらかなりシャーベル改とは音のキャラクターが違うので、スペアとして持ち替えてという訳にはいかなそうだなというのが軽く感想。でもよくできたいいギターだと思います。ハードロックよりもポップス、もしくはおしゃれなフュージョンとかに使えそうかな。あまり奇をてらったようなキャラの音ではなく「あぁよくあるそんな感じの音〜」って音が出ますね。タップスイッチもあるしHSHだし、トーンもハイパスからローパスに切り替えられるので本当に色んな音がギター本体の操作で出せます。



 そしてつい最近、これは必要にせまられて手に入れたのだが...
 これ。なんとまたもやSCHECTER(笑)。DIAMOND C-1 CLASSIC。

 SCHECTERのDIAMONDシリーズは韓国で組み立てされている。比較的リーズナブルなモデルが多い。が、コイツはスルーネックなので結構値段が高い。のに結構お安く売りに出されていたのでオークションで(これを逃したらこの値段じゃ絶対買えないだろうな...と思ったので若干焦っての)落札。
 スルーネックということと、ピックアップがダンカンSH-2nとSH−4が搭載されているということでものすごーくお買い得なモデルなんですよ。

 実は俺、レスポールのようなギターって一本も持っていなくて...一番近いのがDOTかなぁ?

 つまり、ノントレモロで2ハムのレスポールに近いようなギターが必要になったのです。しかしまんまレスポールそのものにはあまり興味が無くって(笑)、なにかいいものがないかなと探していた所、どうせならスルーネックのギターも持っていないしC-1ちょうどいいんじゃないかなと思って。見た目もなんかハデなんだかジミなんだかよくわかんないけどかっこいいし。

 

 ただ!
 かなりお安かったので... 上の写真だとすごく奇麗な状態に見えるけど、実物はかなり汚かったっす(笑)。でもいいのよ。自分で奇麗にすればいいんだから。キズだって補修しちゃえばいいんだし。汚れとキズも込みの値段なら納得です。なにせホコリも拭いていないような潔さに逆に感心したよ(笑)。

 っつー訳で。

 フレットをグラスウールで磨いて、指板をレモンオイルで奇麗に。

 金属パーツは金メッキだけどあまり気にせずに(笑)金属磨きで磨いて。

 塗装がはがれているようなキズも補修開始。
 ヘアラインな傷は最後にコンパンドで磨き上げる予定。



あっ.....




 作業机の向こうに、すべてのギターが...

 取りにいけない...


 はやく仕上げなくては....(泣)