2014年7月5日土曜日

WAVESプラグインの追加の時の注意(MAC)

 ミックス、マスタリングを充実させる為にフリーのプラグイン・エフェクトだけでなく高機能・高品質のプラグインも必要かなと思い色々調べた結果、やはり多くの方々が使用しているWAVESがいいんじゃないかというので、まずはNativePowerPackを購入した。


 NativePowerPack(以下NPP)は初めて買うにはちょうどいい価格とバンドル内容。(WAVES製品は頻繁にセールをやるのでそれを狙って買うのが常識みたいで、価格の違いも相当なものなので普通にセールしていない物を買うのは避けたい)
 C1、DeEsser、Doubler、IR-L、L1、Q10、RenaissanceMax、S1、SuperTap、TrueVerbがバンドルされている。
 L1は言わずと知れたマキシマイザー・リミッターのベストセラーでL2、L3などが発表されてからもL1がよくて使う場面がある、というコメントをしている人もいるらしい。
 俺も数ヶ月使ってきて、NPPの中ではL1、S1はよく使うようになった。


ちょっと他社の同じようなプラグインとは違う感じがする。S1はステレオイメージャーなるもので、バックで鳴るストリングスやシンセパッドなど広がりを持たせたいものに使う。逆にモノラルでビシッと定位を決めたい時には広がりを極限まで狭めてあげることもできる。

 さて、初めてのWAVESに大変満足。インストールやアクティベーションもMedia Integrationの案内通りにやればスムーズに使うことができた。


 知人のスタジオにもWAVESのプラグインが大量に入っていて(いわゆる全部入り?)、そこで教えてもらったり実際使っているのを見せてもらったりしたのだが、印象に残ったのがKramerMasterTape。もちろんコンプもチャンネルストリップもよさそうなんだけど、自分の環境の中でテープシミュレートのプラグインがない(MACのプラグインはAudioUnitという形式だがフリーでは見つからなかった)。実際聞いてみるとちょっとオールドな空気がうまくだせるよなぁ〜と思っていた。

 そしたらそれからほどなく、Media Integrationのサイトを見ていたら、数日間限定でセール!していて、KramerMasterTapeが単体でダウンロード販売されていた!驚きの安さで...
 こういうことがあるからWAVESはヤバい。ウン万円のものが数千円で変えたりする。
ちなみにいつも月がわりに「今月のセール品」みたいなものがバンドル、単体共に数種類サイトで発表されている。それとは別に月末、週末にいきなり激安セールがあったりするので、それからはMedia Integrationのサイトを頻繁にチェックするようになった(笑)。

 もちろんKramerMasterTapeは購入。これも大満足。



 そしてつい最近、またまたセールでL3-16を購入。これは前々から買うのを決めてはいたが、セールの値段じゃなきゃ絶対買わない!と決めていたので気長に待っていた。思ったよりも早くセールがやってきたという訳だ。余談だが知人はその数日前にL3-16のセールが待ちきれずL3を購入したとの事でお気の毒に...そしてなんだか申し訳ない気持ちに...いや、一応「絶対またセールで安くなるから待ってたらいいよ」的な事は言ったんだけどね(笑)。
 L3−16バンドルにはL3の他のマキシマイザーやら全部入っているのでこれからまた活用していくと思う。




 そしてやっと本題(笑)。

 最初にNPPを使ってきてからのKramerMasterTape、L3−16を追加した形になったのだが、その追加の時にDP8もWABELAB8も追加したプラグインを認識しなくてちょっと焦った。KramerMasterTapeの追加の時にうまくいかなくて、なんとかそれを解決して使えるようになったのだが、L3-16追加の時に「あれ?どうやったんだっけかな?」と忘れてしまいまた焦るという...(笑)。
 なので備忘録として記しておかなければ!そして同じ目にあっている人が検索して読んで解決すれば貴重な時間を無駄にしなくてよいだろうと!


 Media Integrationのオンラインストアでダウンロード購入したのだが、むこうから送られてくるメールの通りにやっていけばとりあえずインストール、アクティベーションまで結構すんなり終わる。
1、Waves.comへログイン 
2、RegisterNewProductをクリックしてメールで送られてきた購入製品のシリアルナンバーを入力 
3、レジストレーション完了。ダウンロードリンクをクリック 
4、インストーラーを起動し、製品一覧の中からその時に購入した製品名にチェックを入れる(バンドル製品がスラッと並んだ後に単体製品一覧を開く項目がある) 
5、ライセンスアプリケーションのWavesLicebseManagerを起動し、IDとPassを入力してログイン
6、ライセンス登録(ハードディスクもしくはUSBメモリにライセンスを登録できる。あとで移動することも可能)

 と、ここまでスンナリいったので安心していると、DP8、WABELABを起動しても最初のNPPしか認識されていない。

 そこでプラグインの入っているフォルダを見てみる。(MACです)

AudioUnitプラグインの場所 「OSが入っているHD/ライブラリ/Audio/Plug-ins/Components」 に「WaveShell-AU *.*.component」が入っている(*.*はバージョン番号)

VSTプラグインの場所 「OSが入っているHD/ライブラリ/Audio/Plug-ins/VST」 に「WaveShell-VST *.*.vst」が。

VST3プラグインの場所 「OSが入っているHD/ライブラリ/Audio/Plug-ins/VST3」 に「WaveShell-VST *.*.vst3」が入っている。
(ちなみにDP8で読み込めるのはAUとVSTだけど、WAVELABはVST3を読み込むのだ!)

 これがまだ追加した状態のプラグインファイルではない!のが原因だった。のだ。

 アプリケーション・フォルダの中に「Waves」がある。そしてその中の「Waveshells」の中にそれぞれのプラグイン書類が入っている(「WaveShell-AU *.*.component」「WaveShell-VST *.*.vst」「WaveShell-VST *.*.vst3」他にもprotoolsの形式の物も入ってたりするみたい)。


 これを先ほどのプラグインフォルダにそれぞれコピーするのだ。(バージョン番号が同じでも上書きコピーする)

 はい、ここ重要です。つまり追加でアクティベーション、インストールしたプラグインは「アプリケーション/Waves/Waveshells」の中に入っていて、そのままでは、それぞれのライブラリ/Audio/各プラグイン・フォルダに入っているのは追加前の状態のようなのだ。だからこの手間がかかるのだが、ここまでの説明はサイトのどこを探しても説明されていない。もしかして俺のMACだけなのか?とさえ思う。え?みんな違うの?俺だけ?

 でも一度目の追加のKramerMasterTapeの時も、今回のL3-16の時も同じようになったので...勝手に追加される状態になるのかと思い込んでいたし、たどり着くまでけっこう難儀しましたよ。さすがに2回目なんで途中で思い出しましたけど(笑)。

 もし、同じ症状で行き詰まっている人がいたら参考になりますかね?

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