2013年5月23日木曜日

BFD2〜キットの読み込み、MIDIフレーズのDAW読み込み、MU1000プラグインPLG150-DRとの比較

DAW:DigitalPerformer 8
Drum音源:FXPansion「BFD2」 、YAMAHA 「MU1000(PLG150-DR)」

 BFD2をインストールして、はやる気持ちで音を出したくて、電子ドラムYAMAHA DTX430Kを接続し、早速、音を出してみる。
  まぁレイテンシーはあるよね。バッファの調整とかその辺はある程度は回避できるのだろうけど、打ち込み時はMU1000で鳴らしておいて、ってやり方でもいいなと。MIDIデータを打ち込み終わったら、BFD2の音でバウンスしてあげる。それだけでも今までのMU1000を再生する時間に比べれば、曲の実時間じっと待たなくてもいいし。ドラムだけじゃなくて各トラックの音をオーディオにするのに5分の曲ならドラム、ベース、ピアノ、シンセ、ストリングス...全部が全部フルに時間がかかるとしたらそれだけで5分×5トラックで25分かかった訳だ(汗)。

 さて、BFD2は音だけじゃなく、MIDIフレーズなども入っているので、それをDAWソフトのMIDIトラックに並べたり修正 したりすると手っ取り早くドラムのMIDIトラックが作成できるそうだ!

  画面上のほうの音符マークのボタンを押すと、BFD2のMIDIフレーズ・データにアクセスできる。すると、To load a Palette...とTo load a single Groove...のどちらでもいいので選ぶと、
  こんな画面になる。これはTo load a single Groove..のほうを選んだところ。左下のAuto PreviewをONにすると、Name欄をクリック選択すると即座にフレーズがプレビュー再生されて便利。そこで選んだフレーズをLoadすると
  上の画像のように、ピアノロールのような画面と、右側に登録されたノートが鍵盤の画面でわかりやすく表示される。登録されたノートを鍵盤で弾いてもフレーズが再生されるみたいだけど、DAWでいじくるのなら、DAWのほうのドラムMIDIトラックにデータを移したほうがやりやすい。鍵盤の右側の、画面だと「+123 BPM_Funk_Fill2」をドラッグしてDAWのトラック画面まで持っていくと、
  こんな感じでペタペタと貼付けができる。
  貼付けたデータをコツコツいじれば一曲できそうだ。おほほ〜。
 初期設定でGM音源を使うよ!としてもMU1000ではうまく音が鳴らない。シンバルが鳴るはずのところでカウベルが鳴ったりしてズッコケル(笑)。まぁこれは後々BFD2側のMIDI Mapの変更でMU1000のほうに合わせればもっと使いやすくなるんじゃないかな?と予想。
 とりあえずMU1000で再生してみる。

これはMU1000で増設したPLG150-DRプラグインボードの「LiveRm A」の音。


 どう?これでここ10年くらいはDTMやってたんだよね〜。まぁスネアとかバスドラとかだけ別にオーディオにしてエフェクトかけたり。



  それじゃBFD2のプリセットのkitを読み込んでみるか。LoadボタンからLoad kit...を選ぶと初期状態で10個のドラムキットから選ぶことができる。
 左下のボタンはピース数(ドラムのパーツの多さ)を選ぶことができる。普通なら10ピースで充分でしょう。DTX430Kのパッド数もそれに合ってるし(笑)。
 この上半分のドラムの画面でそれぞれのピースをクリックするとベロシティ95で鳴る。色んなベロシティで聴いてみたければ右の中間あたりにAUDITIONという欄があるので左側でクリックすれば弱く、右側なら強く叩いた時の音が鳴る。

 しかし、BFD2は初期状態からキットだけを呼び出しても、音がボワーンと鳴っていて「なんだよう曲の中で浮いちゃうよう」って感じの音なんじゃないか?いやぁ〜失敗した!どっちにしようか悩んだアッチのソフトにすれば良かった!いや待てよ、拡張音源でいろいろダウンロード販売してたな...早速購入ポチッとな、とか考えるのはまだ早いぞ!
 日本語マニュアルは295ページもあるが、読もう!(笑)
  とりあえず、色んな人がセッティングしてくれた「Preset」っちゅーもんがあるらしいぞ!LoadからLoad BFD2 preset、だ!!

 しかしここでひとつ注意しなければならないのは下のほうにあるボタン。左からDrum kit,Mixer,Grooves,Keymap,Automap,Global、とあるが。
 MIDIフレーズはできている。そのノリをちゃんと再生するのにGroovesも一緒に呼び出しちゃうとヘタすれば16ビートの曲なのに16シャッフルに叩いてくれちゃったりする(笑)。だからプリセットの中から呼び出したい項目だけ選んで呼び出そう。

 Drum kit,Mixerだけで呼び出せば、kitとその各チューニングなどの音の調整、音量バランスなどだけが呼び出すことができるようだ。
 MIDIフレーズをDAWで走らせておいた状態でLoad画面に行き、右上の丸が書いてあるボタンを押すと、鳴っているフレーズはそのまま走り、聴いてみたいプリセットを次々とダブルクリックすれば そのkitとpresetで視聴できる。

 んで、さっきMU1000で鳴らしてみたフレーズを、4小節くらいづつ、BFD2の音を切り替えて鳴らしてみる。最初はLoad kitで「Orange County」というキットだけをLoadした音。次にそれに近いキットを使用したであろう誰かが作ってくれたプリセットの「sunnysideup」、次はプリセット「Funk 06」、最後は「80's powerrock」で聴き比べてみよう。




 だいたいこんな感じ。さらにプリセットからそれぞれのパーツをいじることもできる。チューニングで音程も変えることができるし(なんとシンバルも!)、ダンピング(ミュート)の度合いを変えると非常にいい感じにセッティングできる(まさに本物のドラムのようにバスドラに毛布つめたり、表面にガムテ貼ったりするように)。

 ま、それはまた今度の機会に(笑)。

 ちゃんといじくると、もっと自分好みの使える音になる!はずだ!!(笑)

 ただ、ドラムの知識とさらにドラムを録音する知識があれば、非常にすばらしいのだが...レベル高いぞBFD2。

0 件のコメント:

コメントを投稿