実際BFD2は素晴らしい。必要にして今の俺には充分かなと。
アップグレードがセールでものすごく安ければその時にまた考えようかなとおもっていた。実際一度セールがあったのだけれども、またの機会にと見逃していた。
しかしふと気が付くと国内代理販売店のHPの販売中商品にはBFD2はもはやラインナップされていない。平行して販売するわけではなく、BFD2からBFD3に切り替わっていると考えられる。
そうなると、BFD2ユーザーは見捨てられることはないだろうが、やはり現行モデルのBFD3にしていたほうがなにかと安心。
と、言う訳で。
アップグレードUSB版をTポイントの手助けを得ながらYahooショッピングで購入。
しかしBFD2で作業中の曲もあるし、すぐにBFD3を使いこなせるわけがない。BFD2も平行して使えるようにしなければならない。BFD2のライブラリと追加購入した追加音源ライブラリは、ベース音源Trillianのライブラリと共にSSD128GBに入れてあるがすでに100GBを占めている。だからBFD3用にSSDを増設することにした。どうせなら今はHDDに入れてあるeastwestのGoliathとPianosGOLDのライブラリも新しいSSDに一緒に入れて、MIDI打ち込み作業時のストレスは軽くしたい。
ちなみにMac PRO(Mid2012)を使っているのだが、このMacPROはHDD、SSDの標準ドライブ格納位置に入れるとSerial ATA II(3Gbps)という通信スピードで、現在のドライブの企画より若干遅いのだ。あきらめて使っていた(それでもSSDはHDDより断然速いし)。
しかしよくよくしらべてみると、PCIeカードという機能を拡張増設できるものを使ってSSDを装着すればSerial ATA III(6Gbps)という現行のドライブの性能を活かせる速度で書き込み読み取りができるらしい!ので、どうせならと試しにそれも導入することにした。
いつもお世話になっている秋葉館さんから購入。
こんな基盤に
新たに購入した512GBのSSDと、今まで標準ドライブベイに装着していた128GBのSSDを取り付ける。SSDをコネクタに合わせてカチッと取り付け、ビス4本×2基締めるだけ。
んでMacPRO内部のPCIeスロットに取り付ける。
最初、システムディスクにしている128GBのSSDを取り付けてみたがOSを認識できず、しかたなくBFD2とTrillianライブラリの128GBのSSDを取り付けなおした。システム起動させるにはディスクの相性などの問題もあるかもしれない。
起動しなおすとふたつのSSDを無事に認識。試しにBFD2とTrillianを鳴らしてみるとあきらかに発音のレイテンシーが改善された!うーん、最初からこの方法でSSDは増設すべきだった。
というわけでBFD3をインストールする。
インストールには結構時間がかかった。出かけている間にとか、寝ている間にインストールするのがいいと思う。
ここでひとつ注意しなければならないのが、USBの中にはライブラリしかなくて、インストールしてもBFD3はアプリケーションとしてインストールはされていないということ。本家FXpansionのサイトにいきログインして、BFD3の英語マニュアル表紙に記載されるアクティベーションコードを登録するとBFD3ユーザーとして認識され、ダウンロードページにいくとBFD3関連のダウンロードファイルを手に入れることができる。
そこでBFD3 Software Installerを手に入れる。ダウンロード版の人はここでライブラリもダウンロードすることになる。
ちなみにMac OS用BFD3 Softwareは現在Ver.3.0.2.8らしく、どうもスタンドアロン起動がクラッシュする。Public BetaのVer.3.0.3.30というのもダウンロードページにあるのでスタンドアロンで使う人はそちらも入手しておいたほうがいいみたい。
インストールが無事できたらライセンス登録。HPでアクティベーションを入力してFXpansionで登録が終わっていれば、自分のMacの中のアプリケーション、FX License Managerを起動してBFD3を追加してあげればO.K。
特に問題もなくスムーズに使用開始までたどり着けた。BFD3のライブラリがでてこない場合はライブラリの場所を指定して読み込み設定が必要かもしれない。BFD2のライブラリも読み込めるようなので、BFD2ライブラリの場所も指定してあげた。
とりあえず、BFD2とBFD3、どう違うのか?気になる所。おそらく俺と同じようにBFD2を使っている人でBFD3にまだ切り替えていない、迷っている人もいると思うので、
簡単に比較してみた。
BFD2、BFD3比較
これでみるとBFD2、悪くないじゃん(笑)というかBFD3あまり代わり映えしないなぁなんて思ったりもする。
BFD3になっての改善点としてシンバルを連打した時の自然さ(シンバル・スウェル)と、タムの共鳴音の追加があるようで、上の動画はそれらがONになっていなかったようだ。どうりで違いがあまり感じられないはすだ(笑)。
そこで、
ピースごとに設定。BFD3画面の右上にある「Tech」「Model」を押すと、BFD2の時と同じくダンピング(ミュート)とかチューニングとか設定できるのだが、シンバル・ピースには「Model」にCymbal Swellとあるので、シンバル類はすべてON。同様にタムそしてスネア、バスドラムにはTom ResonanceとあるのでON。つまりタムの共鳴がどのマイクにも拾われているかという設定です。それが
こちら。
なるほどだいぶ違う。かなり迫力ある音に変わったのがわかると思う。タムレゾナンスはどれぐらい共鳴させるのか調整できるようなので、加減はみたほうがよさそうだ。
そしてさらに同じフレーズを今度はBFD3の専用プリセットで鳴らしてみよう。それが
こちら。
う〜ん、いいね(笑)。
というわけでBFD3はそちらでちゃんと新たに音を作ってセッティングが決まれば、やはりBFD3のほうが良さそうな感じ。
ちなみに操作感などは断然BFD3が良くなっている気がする。
もちろんBFD2の時点で素晴らしいソフトであるのに変わりはなく、BFD2を使い続けても問題ないんじゃないかなと。
しかし、いつかアップグレードしてBFD3に乗り換えなくてはならないのであれば...色々考えて早めに乗り換えてもいいかなと。
まだまだこれから使ってみて気が付くことも多いと思いますが、一応、どこかの誰かの参考に少しでもなればと思いまして。では!
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