11/1(日)は富岡市の丹生小学校で午前中は授業参観、午後はブレンドのコンサートという催しがあり、今回は機材(音響も照明も)すべて持ち込み、スタッフもすべて仲間内で行うとのことで、俺は音響オペレータとして協力させてもらった。
朝一番で現地に到着すると先生方が丁寧にお迎えしてくれて対応してくれて。体育館を開けてくれた。スタッフの上野さんと俺たちしかまだ到着しておらず他のメンバーを待つことに。
ボーカルのマナPからのメールで体調を崩してしまい声が出ない!と聞いてはいたが、それはかなりの重症だったみたいで、メンバーがちらほらと集まりだしてからのソワソワぶりにこれはただごとじゃないなと感じ取る。
急遽、インスト曲をやることになったらしくまた選曲もボーカルを助ける形で、しかもギターのisaさんがなるべくボーカルを助けて歌うということになり、まさにドタバタと余裕なく打ち合わせと準備に追われていたようだった。普通ならば直前にこんな対応は不可能だ…しかしバンドはやってのけたよ。さすが。
考えてみればメンバーとももう長い付き合いだ。自分が初めて彼らに会ったのは20代前半。まだ自分達でCDを作るなどあまり一般的でない時代に彼らは自分達でレコーディングスタジオを作り録音し、CDをプレスしていた。その後も地元ホールで毎年イベントを企画し、普通ならあり得ない活動を続けていまに至る。
メンバーのそれぞれが普通のアマチュアミュージシャンでは経験できないことを積極的に実現し、いまや多方面でアマチュアともプロともとれないような活躍をしている。
自分達でできること、できないことを冷静に判断し、いつか叶えようと夢をひとつづつ実現してきた、いわばスーパーアマチュアミュージシャンなのだ。
それでも今回のようなアクシデントはさすがによく乗り切れたなと俺は正直思った。全員が同じ目標を持ち、誰かが引っ張り、助け合いということをしなければできない。一人一人が成長してきたんだなぁと感無量になった。
自分もちょっと前まではミキサーをいじるなど考えもしなかったんだけどね。いまはステージの彼らの為に手伝うことくらいはできるようになった。
子供達に生の演奏の素晴らしさを経験してもらうという目標は達成できたと思う。言葉で言ってしまえばそれだけのことだが、実際やろうとするか、実現できるのかというのは本当にあらゆる意味で難しいはずだ。
いやはやおそれいりました、と同時に自分もその輪の中にいることに誇りを感じる。
ちなみに今月末にはまた下仁田小学校にてコンサートの予定。もちろん手伝わせていただく。
音楽は素晴らしい。
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