2013年2月4日月曜日

Focusrite Scarlett 2i4(オーディオインターフェイス)導入

病気療養は続いているのだが、今まで所有していたmacG4がいよいよ調子が悪く、思い切ってMacProに乗り換えた。
 そもそもなんでG4を使っていた、使い続けていたのかというとOS XとクラシックOS9をデュアルブートできるから。使っていたDAWソフトがDigitalPerformer2.7で、クラシックOSで起動する必要があったからだ。もちろん漢字Tark7からMacを使っているのでそれまでのソフトやデータを使い続ける為でもあった。
 だってDAWソフト、高いんだもん...買い替えはなかなかできなかった。

 今回は相当思い切ってMacPro、そしてDAWもDP8に新調させてもらった。大散財だ(笑)。
 DAWもDPにするか、それも発売間もない8にするか、それとも一旦7を買って安定を求め、時期を見て8にアップグレードするか、とか...Cubaseに乗り換えようか、
 またMac自体も買い替えならばいっそWinにしてしまうか?とか色々考えに考えたのだが、結局は新しい環境になれるまでの時間や手間や努力を考えるとMacにDP、となった。

 Macも、MacProを選ぶのも微妙な時期だったのだけど...
iMacはモニタ一体型だが安いし、もはや必要十分ともいえる性能だし。でもどうしても拡張性が欲しくてMacProに決断。長く使いたいから。HDDの増設やメモリの増設、PCIeカードで機能の拡張もできるからね。

 しかし、いざMacProでさて、初代M-Boxを接続してみたら音が出ない。
ドライバをネットで探してみても無い。ネット上で同じような状況の方のブログなどを見てその通りにやってみたが認識はするものの音は出ず。初代M-Boxは2in2outの必要最小限の機能しかないオーディオインターフェイスだが有名なFocusrite製のマイクプリを内蔵していて未だに好んで使っているもしくは所有している人が多い。

 仕方ないのでさっぱりあきらめて(笑)、新しいオーディオインターフェイスを物色。

 M-Boxは買った当時、6万以上したのだが、最近は同じくらいの機能のものが1.5万くらいで変えるのね。時代が変わったなぁ。

 まずは悩んだあげく、DP8との相性なども考慮してMOTUのMicroBook IIにしようと国内代理店に買い増しキャンペーンの問い合わせまでしたのだが(MicroBook IIは28,000円くらいかな)、やりとりの時間差の中で考え直してFocusriteのscarlett 2i4に最終決断。代理店は同じだからいいよね(笑)。18,000円くらいでこっちのほうが安いし。
 2in2outの2i2でもよかったのだけど、在庫がないみたいで1ヶ月くらいかかるみたいで、在庫があってすぐに送られてくるであろう2in4outの2i4に。

 やっぱりいくらネットで事前に調べてもわからないことが多く、1-2outはまぁ普通に出力するとしてもしかして3-4outも何か便利に使えるかもしれないと思ったのだが、実際は自宅で私が使う分にはやはり必要なかった。

 ヘッドフォン出力がダイレクトモニタリングに対応していて、InputとPlaybackのブレンド具合を調節できるのだが、外部ミキサーで1-2Outとヘッドフォン出力(これをInput100パーセントにして)をリバーブかけてミキシングしようと思ったが、Input/Playback調整ツマミをInput100パーセントにすると1-2OutのPlayback音が消えてしまう。のでこの方法はできなかった。

 じゃあ今回は2台のミキサーを使って、ゼロレイテンシーの環境を作ってやろうと。
たまたまKawai製の4ステレオ入力リバーブ内蔵ミキサーが余っていたので。

 まず入力関係のInputを一つ目のミキサーにまとめる。マイクであったり、ギターのライン、外部シンセ音源を全部この第一ミキサーに入力。そして第一ミキサーのメインアウトを2i4のインプットへ入力。これですべての入力楽器が2i4を経由してMac/DP8へと送られる。
 さらに第一ミキサーのAUX-Outを第二ミキサーへIn。
2i4のOutも第二ミキサーへ。ここでDP8の再生音と第一ミキサーからの各楽器入力音をミックスし(リバーブもかけて)モニタースピーカーへと出力する。

 これで入力楽器の音はノンエフェクトでDP8に録音ができて、録音している時の楽器音は(DP8の入力モニター音はoffにして)第二ミキサーでオケとミックスして聞きながら演奏できる。まさにゼロレイテンシー状態。リバーブも使えるのでノリノリで演奏できる。

 ものすごく試行錯誤してなるべく最小の機材でよい録音環境を求めた末の結論がこうなりました。また変更するかもしれないけど(笑)。



 私もいろんな人のブログなどで情報を集めさせてもらっているので、少しでも情報を探している人の役に立てればいいなと。

 今後は録音ブースでの遠隔操作、また鍵盤に向かっているときの遠隔操作やディスプレイの表示などを考えてます。


0 件のコメント:

コメントを投稿