2012年12月15日土曜日

記録11

入院も1週間を過ぎると、同室の入院患者の顔もだんだんと変わっていったりする。
自分は血管外科ということになっているが、循環器系の患者の病棟にあるらしい。同室の人達もそれなりに危ない状況から安定してきた人が多いようで、夜、救急車で運ばれてきた人や、部屋から手術へ出ていき集中治療室へ移る人、手術後に安定してきてまた一般病室に入る人、一度退院したのにまた病状が悪化して戻ってくる人などなど…
多くの人が自分よりご年配で、やはりずーっと点滴や薬を管で体に入れていたりして、安静度が高い。トイレにも自由に行けない人も多い。
しかし、手術ができる人は手術後しばらくまでは大変つらそうだが、そこからの回復が非常に早くてあっという間に退院していく。うらやましい。
私の担当医となってくれた先生は女性で、背の小さい若い人だ。とても誠実に丁寧に話を一生懸命してくれて、そこはかとなくデキル雰囲気も漂っていて信頼が置ける。
この病院の空気からしてそういう先生が多いような雰囲気がする。他の先生とも協力、連携しているようだし、看護師さんたちもすごく統率されつつ、一人一人が向上心を持っているように感じる。
なかなか大きな病院なので、働いているスタッフもかなりの人数だと思う。清掃したり配膳したりする方々もふくめ、やはり全体的な空気がいい。きっと引き締めるべきところはきっちりと引き締め、真剣に仕事を協力しながら高めながらやっていこうとしているのだと感じる。
結構病院って…なんか連携という部分ではあまり期待してなかったのですが。なんかそういうイメージありますよね。医師間もそうだし、看護師とか事務とかとの連携って実は大変だと思います。
今回の入院治療の費用に関して、病院と事故相手の保険との連絡がうまくいかないこともありました。検査の結果をまっていたり病院の判断、保険の対応など、どちらからも状況を待つ姿勢になっていたみたいで動きが止まってしまっていたようです。
肝心の私自身が動けませんから、色々多方面への連絡も満足にできないので、なんとか話をまとめるようにするまで気が気ではなかったです。やはりお金は心配ですからね。結構かかると思うし。
今後のことはまだ決まっていないことのほうが多いですが、とりあえず少し気が楽になったような。

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