2012年12月12日水曜日

記録6

かくして11月29日のよるから入院、安静が始まる。
血栓がこれ以上増えないように、また詰まっている血栓が少しでもとけるように、血液が固まりにくくなる為の薬を体内に入れる。ヘパリンという注射器にはいった薬剤を機械で少しずつ、少しずつ点滴のように入れていく。
ヘパリンは血管に直接入れるので即効性があるが、入れるのをやめると即、効果が止まるらしい。
これを24時間、一週間続けた。
ヘパリンと同じく血液を固まりにくくする効果がある飲み薬、ワーファリンも服用する。これは効くまで時間はかかるが、飲み薬なので今後退院してもずっと服用を続ける。
自分の血液の状態に合った薬の量を厳密にコントロールできるようにしなければならない。薬が少なければ血液は固くなりやすくなり血栓が増えてしまう。多ければちょっとした出血があった場合、たとえば歯磨きで歯茎から血が出た程度でもなかなか止まらない。怪我で出血なんてとんでもないということになる。
この薬の量を決めるというのが非常に難しいらしく、入院中、時間をかけて検査したり症状をみなければならないらしい。
週に一回のペースでCT撮影で血管を見ることになるらしい。
そして、今年中に退院ができるかなぁどうかなぁと。ほぼ1ヶ月じゃないかと、えらいことになってしまった。

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